100万人と使いすてのない世界を目指す サステな学校
サステなおこです。
サステなブルキュレーター
だれかが環境問題へまじめに取り組む姿は、「えらいね」とか「まじめだね」という印象を持ったり、私自身もすごいなぁと見ているうちの一人でした。
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きっかけは、2018年夏・鎌倉で打ち上げられたクジラの死因は、胃の中の大量のプラスチックが原因でした。
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プラスチックの大量消費が、海の生物や健康に影響することは知っていたし、毎週金曜日に出すプラごみはリサイクルされていると思っていたから、海に流されなければいいんでしょって思ってたくらい。
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だけど、実際のところ日本国内で原料再生される
プラごみはほんの4%。
約60%はサーマルリサイクル (焼却して熱エネルギーや固形燃料として回収)だから温室効果ガスは生ごみの150倍だし、約15%は海外へ輸出してたけど中国から断れ、今や日本でどうにかするしかない状態。
輸出していた国ではリサイクルが追いつかずに河川に捨てているから汚染は止まらないはずだということも知りました。
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リサイクルしていたと思っていたほとんどが、燃やされて温室効果ガスをだし、他の国の川がプラごみで埋まっているのは実は日本人のごみだった。そして日本人ひとり当たりのプラゴミの排出量は世界で第2位。
そのうちの67%が、プラ容器・包装という過剰包装文化の日本。たしかに、毎週金曜日だすプラごみのほとんどは包装・容器。
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なんか、これってすごいダサい。
NATIONAL GEOGRAPHICの発表では世界各国(日本、イタリア、ポーランド、オランダ、ロシア、イギリス、フィンランド、オーストリア)8人の排泄物を調べたところ、全員から9~10種類のプラスチックが検出されたそうです。つまり発がん性物質も入ってる。
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もうえらいね、とか、すごいねとか、他人事でいるのはやめようと思いました。
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だから、まずは一番多いプラ容器・包装から。
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毎週だすプラごみの多さに困っていたり、リサイクルに税金が投入できず止むを得ず焼却している地域や、処理しきれない量のごみの受け入れに困っている事業者の方の問題をmorning batonでは<使いすてを減らす>という方法で解決していきます。
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利用する消費者には「朝だけプラスチックレス」で日常が便利で素敵になるプラスチックレスのアイディアを。
作り手の生産者には「製造業と消費者をつなぐSDGsアクションモデル」で技術を生かしたモノづくりでそれを地域でリーユスし、地域の使いすて問題を解決することを。
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2つのアプローチから、次世代にバトンを繋げられたらと思っています。