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執筆者の写真サステなおこ

今、地球と体の中で起こっている本当のこと

更新日:2020年9月22日

今日はちょっと真剣モードのサステなおこです。


というのも、スーパーで買いものしていたら

「えー、レジ袋有料になったよねー。買えばよくない?」

という一言を聞いたから。


それが悪いってことじゃなくて、知らないは怖いなって。

「レジ袋が有料化するのは、エコだから」ってくらいで、別に自分や子どもたちが今、生存の危機にあることを知らないから。


衝撃的なニュースをここに。


残された時間は、たった8年


今年1月でのダボス会議であのグレタちゃん(16歳の環境活動家)が衝撃的なスピーチをしました。(日本の首相と環境大臣は欠席しましたが)


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「これから地球が排出できる炭素は340ギガトン。

あと8年でタイムリットと言われています。

それ以上排出すると気温が1.5℃以上上がり人間は生きていけなくなります」 ---------------------------------------------

気候変動枠組条約COP21パリ協定で発表された内容。


(補足)1.5℃に到達すると、そこから地球全体が温室状態になり下がることはなく4〜5℃上昇し続け人間が生きられないという、止められない限界値が1.5℃とも言われています。



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炭素予算=カーボンバジェットとは…

気温上昇をある温度までに、ある確率でおさえようとする場合、 排出できる温室効果ガス量の上限の事。

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この言葉は、2018年に発表されたIPCC(気候変動に関する報告書)の1.5℃特別報告書の中で繰り返し使われました。


地球の温度上昇をこの1.5℃未満におさえる為に、排出できる二酸化炭素の上限(=カーボンバジェット)は2018年時点で、420ギガトンだと言われていました。しかしこの2年で、世界の二酸化炭素排出量は減るどころか増え続け、現在(※2020年中旬時点)残されているカーボンバジェットは…約330ギガトン


現在のスピードで二酸化炭素を排出し続けた場合、使い切ってしまうまでの残り時間のカウントダウンは…8年をきっているそう。

これから先、地球の平均気温が0.8℃上昇するだけで、世界の生物種の最大30%が絶滅に向かうとの予測もあります。


自分たちもそうだけど、子供たちは生きていけるのだろうか?

今、世界の重工業系の大企業たちが2050年までにCO2排出量をゼロにするミッションを掲げたし(間に合うのか?)、食品・小売業界では、食品や原材料生産でのCO2排出量を減らすため、2030年までに食品廃棄物を半減させる活動が発足したし、海外の銀行や投資家たちもどんどんシフトしていて、CO2排出量の多い融資先に削減するよう求めるか、CO2排出量の多い企業への融資をやめるかのいずれかで動いています。


代用肉とか、ESG投資とかなんとなく耳にしていたけど、それが本当にヤバいから本気で動いてるってことを知らないと、なんにも知らないまま、なんだか猛暑が続いて肉も魚も食べれなくなって、生きるか死ぬかの場面に立たされちゃう。



私たちは、1週間でクレジットカード1枚も食べている

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知らないのと、知ったあとでは、行動が変わると思うのです。


帰り道の15分ほどしか使わない過剰包装やプラ容器使ってる場合じゃないなと!

なんとなく買ってた商品の背景をちゃんと知って選ぶ。

無意識にお金を使うんじゃなくて、そのお店や企業を応援するために使う。


友人の言葉を借りると

「私たちは消費者じゃなくて、一人一人がスポンサー」

そんな風に、考えられる人になろうって思いました。


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